静岡発！明治創業ホテルのこだわり伊豆いちごと三島発祥練乳のいちごバターサンドを全国に！

地域とともに歩み、地域を応援する商品をつくりたいとの思いから2021年3月に開発を開始。三島らしさを表現したいと考えていた時に三島が日本の練乳製造発祥の地であることから、現在この地で練乳製造をしている日清煉乳さんと取引を開始し、練乳をつかった商品の開発にいたりました。ホテルのパティシエが納得のいくまで何度も作り直し、20回以上の施策を重ね今回の商品が完成しました。

プロジェクト詳細

人気のバターサンドを地元の食材をつかって仕上げたい！そんな思いから、伊豆韮山の紅ほっぺや、富士山麓の新鮮な牛乳からつくられる練乳など地元食材をふんだんに使用し仕上げました。

スティック状の食べやすい形状で贈り物などにも最適です。

伊豆産紅ほっぺのバターサンドって・・・？

・地元を応援する商品をつくりたいとの想い

開発のきっかけは、【三島が日本の練乳製造発祥の地】であること。ここから発想を得て、地元でつくった練乳を使った商品開発に取り組んできました。

材料には、地元伊豆韮山の紅ほっぺや、富士山麓の新鮮な生乳からつくられる練乳を使用するなど地元食材をふんだんに使用

三島が日本の練乳製造の発祥

明治２４年８月に三島町（現三島市）在住の花島兵右衛門が平鍋式の練乳製造を始め、明治２９年にわが国最初の真空釜を開発し、練乳製造工場を設立し、練乳の大量生産を始めました。※㈱日清煉乳様HPより

・㈱日清煉乳の「加糖練乳の特徴」
練乳は、百年以上の歴史を有する乳の保存食品。濃厚な乳風味を持つ静岡生まれのコンデンスミルクです。製菓・製パンにはもちろん、コーヒーや紅茶、いちごやかき氷など幅広く利用されています。

元みしまプラザホテルシェフがつくる伊豆いちごを使用

伊豆韮山出身の高田さんは当社で７年間洋食・レストランで修業したのち、家業であった高田農園を継ぎました。誕生日や結婚式などアニバーサリーでもよくつかわれる苺は、料理と同じようにを食べた人を幸せにできる。と考えおいしい苺づくりに力を注いでいます。

「紅ほっぺ」というネーミングは、中まで赤くほっぺたが落ちるほどおいしいから。実が大きく、香りがいいのが特徴。甘みと酸味のバランスがよく味は濃厚です。

高田さんから苺を仕入れホテルで自家製のセミドライ苺に仕上げています。きれいな酸味を出すために伊豆の高田農園さんから小粒で味の詰まった苺を選定して仕入れています。また、商品にしたときに苺の食感が残るようにコンポートにする際は、ジャムにならないように弱火で半日かけてじっくり煮ます。そちらを乾燥させセミドライ苺に仕上げます。こうして丁寧に仕上げることでしっかりと苺の旨みと酸味を表現しました。

仕上げのこだわり

クッキーはバターの香りのする甘みある仕上がり。170℃のオーブンでじっくり焼き上げることで厚みがありながらもサクサク感のある食感こだわりました。また、生地にベーキングパウダーやアーモンドパウダーを加えることで、軽い食感や香りも楽しめるように仕上げています。

クリームには富士山麓の新鮮な生乳からつくられる地元三島発祥の練乳を使用し、バタークリームと練乳を合わせることで、コクのある甘みを感じられるクリームに。さらに製造中にイタリアンメレンゲを合わせ、空気をしっかりと含めることでくちどけ感を出せるようにしました。

これらを合わせて仕上げた伊豆産紅ほっぺのバターサンドはバターや練乳の甘み香りと苺の酸味が楽しめる商品になっています。棒状で召し上がりやすく、お土産ものにも最適です。

施策段階より多くの方に召し上がっていただきましたが、「クッキーのサクサク感がおいしい」「練乳をいれたバタークリームのくちどけ感がすごい」「苺の酸味が絶妙」など数多くの感想をいただいております。